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ウメ子と花子

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小田原のゾウのウメ子が亡くなって、お別れ会があるらしいのです。ポスターが貼ってありました。小田原のウメ子は過去1回しかあったことがありません。吉祥寺の花子は何度も会っていますけど。もう10年くらい前ですかね、花子の前に行くとなんとなくイライラしている様子でした。花子って声をかけたら、急に態度が変わって鼻を上げ下ろしして挨拶のような仕草をしたんです。これはね花子の本心は分からないんですけど、名前を呼ばれて嬉しそうに見えたのです。人間側の一方的な想いなんですけど、ちょっと哀しい感じがしました。昔のようにもっと子供たちに名前を呼ばれたいのじゃないかなって。まあ感傷かもしれませんね。

私は冬にしか動物園に行かないのですが、花子の前には私たちだけ。いま日本の動物園にゾウがいるのは当たり前的になっていますが、昔は本もののゾウを見ることはとても難しかったのです。私の生まれた街の城跡にあった小さな小さな動物園には熊と鹿と狸しかいませんでした。(ははは、近所で捕獲されたやつでしょうね)ゾウなんて図鑑か絵本の世界の生き物でした。
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私が初めて見た映画はディズニーのダンボです。そして本もののゾウは確かサーカスで見たのではないかなと思います。付け加えると、私はなんとロボットのゾウに乗ったことがあるんです。昔、おかしメーカーがゾウ型ロボットを作って全国を旅して回ったことがあったのです。近所のお菓子屋さんの計らいで乗せてもらうことが出来たのです。ロボットのゾウの注目度は抜群でした。本ものを見ていない子供たち(私も含めて)大興奮でしたよ。
※ネットで調べたら1957年に森永製菓がキャンペーン用ゾウ型ロボットを作ったとあります。たぶん私が乗ったのはこれじゃないかと思います。「トッフィー君」という名前があったとは知りませんでした。
今度早いうちに花子にもう一度会っておきたいと思っています。
by parabola_drill | 2009-10-15 10:39 | おもちゃな日々
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